何かをやり遂げたいというときには、目標設定して取り組むことが大切です。
目標設定や達成の方法がわからなくてお困りの方はいませんか?
脳タイプの特性を知りいかすことで行動可能な目標の設定ができ、理想の最終到着点にたどり着けます。
本記事は、脳タイプから考える自分の目標設定と達成のための方法と考え方についてご紹介します。
1 目標設定の方法と考え方
目標とは目的を達成するためにクリアすべきステップのことです。
目標設定するにはまず自分がどうありたいかといった理想の姿をはっきりとさせておくことが大切です。
まず以下のことについて考えるとあなたのありたい姿が見えてきます。
A やりたいこと、楽しいこと、好きなこと
(ex.日常生活、趣味、仕事の中)
B できること、他の人より得意なこと、嫌ではないこと
(ex.編み物ができる、アイデアを出すことが得意、人が嫌がる単純作業が嫌ではない)
C やるべきこと、仕事or家庭で期待される役割、人のためになること
(ex.任されている役割、期待されていること、社会貢献)
A、B、Cの3つに共通することが、あなたのありたい姿=理想とする最終到着点になります。
次に以下のようなことを意識して目標を考えると、目的にたどり着くための目標設定ができます。
・具体的、明確な目標(いつまでに何をどのような方法でどんな状態にするのか)
ex.2023年12月31日までに新規契約数が、デジタル広告を活用した認知度向上作戦と週20時間の営業活動で300件獲得できる
・測定可能な目標(目標の達成度が確認できる)
ex.月間売上○○円伸ばす
・実現可能な目標(願望ではなく現状の自分が努力すれば達成できる)
ex.TOEIC550点→600点取る
・細分化して軌道修正しやすい目標
ex. 1か月ごとに見直せる小さな目標
目標設定は適切な行動が継続して行えるものにすることが大切です。
そのために、具体的な数値の設定・定期的に振り返る・達成できなくてもあきらめないといったことが重要となりますね。
目標達成までの時間軸を短く・細かくすることで、モチベーションの維持・達成の成功率を上げることにつながりますよ。
さらに脳タイプの特性をいかすことで、効果的な目標設定ができます。
2 脳タイプ
脳タイプとは人が情報を得る時に脳のどこを優先して使うかが違うといった特性にわけたものです。
人は、脳のどの機能区分を優先して使うか(頭頂葉→触覚、後頭葉→視覚、側頭葉→聴覚)によって情報の取り方が違います。
情報の取り方の違いが感覚・思考・行動に関連しており、自分の目標設定と達成の方法に違いがでます。
脳タイプは大まかに以下の3つのタイプに分けられ、特性がちがいます。
・触覚を司る頭頂葉を優先タイプ:触覚タイプ➡手タイプ
・視覚を司る後頭葉を優先タイプ:視覚タイプ➡目タイプ
・聴覚を司る側頭葉を優先タイプ:聴覚タイプ➡耳タイプ
手タイプ
特性:人とのつながり大事、ほかの人と一緒に共有したい(場所・時間・楽しさ)、雰囲気の良さ・楽しさ大事、体験重視、ゆっくりとしたペース
目タイプ
特性:新しいこと・ものを早く知って取り入れたい、美しいものを見るのが好き(映像・景色・デザイン・建物)、目立ちたい、せっかちに行動
耳タイプ
特性:論理的、じっくり物事を考え行動、冷静に注意深く言葉を選んで話す、分析力に優れている、音や言葉に敏感、意味・理由を知りたがる
脳タイプはどれか一つに当てはまるといったものではありません。
当てはまるものが多いところがそのタイプの傾向と言えます。
3 各脳タイプ別目標設定と達成のポイント
各脳タイプの特性をいかすことでモチベーションや集中力が高まって、自分に合った方法で目標を設定し達成のための行動ができます。
手タイプ
感覚的・直感的な思考が得意、感情が豊か、体験を楽しむといった特性をいかすことがオススメです。
ex.成功を想像・喜び・楽しさといった感情を保つ、一緒に目標に向かってくれるサポーターを用意、体験を通して学びのチャンスをつかむ
目タイプ
創造的、ビジュアル重視、人とは違う発想豊かな思考が得意、新しいことに挑戦、オリジナルなアイデアを出したりするといった特性をいかすことがオススメです。
ex. 目標を柔軟に設定、創意工夫・あれこれ試すことで新しい可能性を見つける、失敗・挫折を学びのチャンスに変える
耳タイプ
論理的・分析的な思考が得意、数字やデーターに基づいて物事を判断する、計画・手順に従って物事を進めるといった特性をいかすことがオススメです。
ex. 目標を明確に定義・数値化する、進捗状況や結果を測定し評価する、問題点・改善点を洗い出し解決策を探る
まとめ
本記事は、脳タイプから考える自分の目標設定と達成のための方法と考え方についてお伝えしました。
やりたいことを成し遂げるためには継続して行動することが大切ですね。
可能なことから実行してステップアップしみてはいかがでしょうか。